- 2003年12月29日 00:00
- book
何気におもろい。が、読み手は選ぶので注意。タイトルから想像されるようにライトファンタジーなライトノベルなので、がっつりしたもん望んでる人は途中でくたばるかと。
この手の作品に多くありがちな文体というか文章というか、なんと申しますか非常にアレでナニな描写になっております;; スカスカですので、それなりの厚さにもかかわらずあっという間に終わります(w でも慣れれば平気!なんか悪口書いてるみたいだが、小気味良く読めるし、私は「おもしろい」と思ってるので悪口じゃないです;
かなーり昔、某「あ○○り○○る」著の文庫買ったことあります。当時わりと人気作家扱いだったと思うが、ひどいもんだった; ぶっちゃけ「こんなもんに金出したおれが悪かった」と自分に謝りたくなるような。文字の部分と余白の部分とどっちが多いか真剣に計算してみる価値がある「紙の束」でした。ドラマやなんかの台本の方がよっぽど小説に近いと思ったね(w これは悪口です; あたしゃ当時本気で頭にきましたよ。「たまたま」その作品がそうだっただけかも知れないが、彼の作品は二度と永遠に手に取ることはないので不明です。
で、伝勇伝もどっちかというとその系統です; でも100倍マシなので平気です(w あきらかに文字の部分の方が多いし; でもさー
「意識が・・・」 ←これで一行
「そして・・・」 ←これで一行
「その手には・・・」 ←これで一行
「なのに・・・」 ←これで一行
「直後。」 ←これで一行
「ヒュゴアッ」 ←上の隣の行。擬音らしい。これで一行
セリフじゃないです。こういうのを多用するのはどうかと思います; 演出描写としてアリだとは思うけど多すぎ。
一行じゃなくても、「○○○・・・・・」って形の点点で終わる文章も多すぎです。間違ってます。
でも 慣れた!
ああ、また批判みたくなってるけど、続きも買うしお許しを。
富士見書房
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