- 2021年12月31日 13:58
- misc
例によって例によるのです。今年も。
むしろ極まった感すらある。何もしないっぷりにおいて。
アテネ的価値観こそ至高ではなかろうか。
さて、2年前の転居時から家に物を増やさない方針を掲げ、本年もそれに従ってほぼ何も増やしていないわけですが、一つ買ったものがありました。
そう、Kindleをついに購入。
物を増やさないということは、本も買わないということだったからね。あれ無限に増えるので気が付いた時には恐ろしく嵩張った一群になっていて。そうするとさっぱり本を読まなくなってしまうのですよ（自然な潮流）。
これはいかん、と。本を増やさずに本を読むには電子書籍リーダーが必要だろう、と。そんな経緯で入手することにしたのです。
いやでも、Kindleすごいね。想像してたより全然読みやすかったね。目に優しかったね。世の中には賢く物を造る人がいるものだと感心いたしました。
とはいえ、紙の本が持つ良さというのもあって。手に持つ重さの違いであるとか、紙の匂いであるとか、物理的に所有する充足感であるとか、ページを開いていく前のめりさであるとか、図書館やでかい本屋に入った時に書籍で埋め尽くされていることへのスキトキメキトキスであるとか。まぁ図書館とかは別に失われてはいないけど。
ともかくそういうった一角の「喜び」と言えるようなものを自ずから手放そうという試みは寂しさを伴わずにはおれないのだ、とこれは後年の私自身に残しておこう。
ちなみにKindleで最初に読んだのは「隣り合わせの灰と青春」でありました。特に意味はない。ストアで最初に目について未読であって、機会があれば読もうと思っていたから。
あーもう！Wizardryやりてーなぁ！
そういやProving Groundsって過去何度も買った記憶があるけど、もしかしてクリアしたことない疑惑。私、Werdnaに会ったことあるっけ？よし、やろう。来年会いに行こう。
素敵！来る2022年の目標がすでに生まれた。
読むといえば、今年もなろうとかカクヨムとかにはお世話になっております。
残念ながら「これはおもしろかった！」と盲目に無条件に誰かにお勧めしたい作品に新たには巡り合いませんでしたが。
小ヒットというか、「ありかも？」とか「いけるかも？」というのは幾つかあって、例えば「悪役転生だけどどうしてこうなった。」とか。
書籍化されてるようであるから私が改めてむにょる必要もなさそうだけど。タイトルの印象はきっと悪役令嬢ものとか、かませキャラ転生ものとか、そういった雰囲気を受け取ると思うし、ある程度その通りなんだろうけど、導入は想像するよりだいぶどぎついです。ダークです。まだちょっとしか読んでないのでこの先もそのまま行くのかはわからないけど、タイトルから感じるポップさはまるでないです。
あとは
「TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す ～ヘンダーソン氏の福音を～」
などはどうでしょう。
一見の通りスキルものなんですが、一言言わせて。ヒロインは人型で頼む！と、これに尽きる。じゃあヒロインは何だ、と気になる部分でしょうが、それはご自身でご確認ください。何も新たに創造された物体Xってわけではなく、ファンタジー的には著名なのでいける人には問題ないかもしれない。が、私には難しい。シーンを想像するのが厳しい絵面。
これもまだ途中なのでヒロインどうなるかわからんけども。変身能力とかあれば...。人型変身って好みじゃないギミックだけど、これに関してはあって欲しいところ。つーか部分的には人だけども！けども！
あ、これも書籍化済。
そんな感じで、この程度の些末な興味や出来事なら続けられるけども、それを来年の私に伝える意義も不明であるし、なんかもうめんどくさいし、あと宝くじ高額当選来い。
ところで、結局今年もヤツに振り回されてだるいことこの上なかったですね。だいぶいい感じに納められそうなところでわざわざ拾いに行ってわざわざ持ち帰ってわざわざばら撒く方などもいたりして、来年もまだ続きそうでゲンナリです。ウンザリです。市民の知力、重要。
お互いにヤッちまう側にもヤられる側にもならないように気を付けていきたいものです。
そうして新しいを一年を掻き分けながら歩いていきましょう。
それでは説教くさく良いお年を。
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