- 2006年7月28日 00:00
- game
4gamerとか見てると、某K産MMOが意味不明なほど大量に流入していて、連日オープンだのβテストだのが繰り広げられているのがわかる。
私の印象としては、古い作品から新しい作品まで、あっちのMMOは内容からインターフェースまでぶっちゃけどれも同じでおもしろみ、あるいはゲーム性のないものばかり。
とはいえ、まるで人海戦術のごとき勢いで投入されている以上それなりに需要があるのだろう。ていうかあれらに需要があるっていうのもなんだか信じ難い思いではあるが。プレイしてどうこう以前に公式サイト見るだけで「ああ、はいはい」ってなもんで。公式だけでおなか一杯。
今勢いのある(4gamer記事のみの印象)「グラナド・エスパダ」も、マルチなんたらシステムとかを前面に出して売り込んでいたが、βでプレイした人の一部は「既存のゲームと同じでした」なんて感想だったり。いやね、そんなことはやらなくてもわかるだろう、と。プレイヤーの操作するキャラ数が複数になることが、斬新さや新機軸なんて方向性とはなんの関係もないのは考えるまでもない。
ん、それはともかく。
なんで同じゲームばっかアホみたいに輸入してるのかがとても不思議だったんだが、運営元をちょっと見てみたら「なるほど」だ。どこもかしこもお隣りの一派なんですね。
代表があっちの人なのはもちろん、代表が日本人でも他の幹部があっちの人だったり、代表者等をwebで公開してなくてもドメイン情報みたらネームサーバがkrだったり。
要するに国内MMO市場はざっくり支配されてるようです。まぁ別に作品がおもしろけりゃそれでもいいんだけどさ...。
昔々、「ドラクエ」で仲間になる王子なりなんなりが「人」だったら...ってみんな考えたろうし、それを現実にしたのがネットゲーム。
初めて「Diablo」をプレイして「UO」に繋いで「EQ」にどつぼった。そりゃーおもしろかった。この流れで行ったら、MMOの将来はどこまで進化するんだろうって考えてわくわくしたし、楽しみだった。期待があった。
でも現状はこれだ。
開発や運営だけじゃなく、プレイヤーのプレイ性向もなんか違う方向に突き進んでしまったように思う。顧客の顔が向いている方に合わせて提供していくのは企業として正しくもあるような気もするけど。
胸の中にいろいろ詰まっていてうまく表現出来ないが、「なんだかなぁ~」っていう言葉だけは積み上げて仰ぎ見るほどたくさんに...。