- 2004年12月15日 00:00
- book
え~っと!?
なんですかコレわ。センスありげなタイトルと、帯の20万部に釣られてみたわけですが。著者は中学生かなんかですか? っていうか20万部??? アリエネー。日本人はどうかしちゃったんでしょうか。
内容が有史以来最低なのは、まぁ、書き手のセンスなり才能なり努力なりに依存するものであるから看過するとして(私にこれ以上の物が作り出せるかと自問すると首をかしげてしまうのと同じように)、これで商売しようとすることは、購入する読者に対する侮辱だろうさ。気に入るかどうかは読者の嗜好に因るから多様な評価はあるだろうが、一般的な価格がついていて普通に本屋に並んでいるものに対して、買う側としては商品としての最低限のクオリティは満たしていると無意識のうちにも期待しているし、また出版業界はその期待に応えてきたわけだ。この作品はその前提を完全に無視している。ハッキリ言って、商品としての最低限のクオリティを満たしていない! そういった意味で、私は「侮辱だ」と感じた。
とりあえず、出版に尽力した関係者「全員」首くくって欲しいと思いました。まぢで。