- 2005年1月30日 00:00
- book
知らなかった・・・あまりと言えばあまりの衝撃。巻末の解説読んで茫然自失。
著者の吉田直氏が昨年の夏に亡くなられたとか。嗚呼なんてことでしょう。
本作はR.A.Mの最終章前編という位置づけで、後編は巻末にプロットのみ紹介されている。話の流れ自体はプロットで大まかに分かるのだが、やはり雰囲気やセリフ回し、キャラ描写といった部分が醍醐味の一つであるし、残念でならない。R.A.MとR.O.Mは同時進行で展開されていたが、物語自体はR.A.MのエンディングがR.O.Mのオープニングにあたる構成で、完成された作品として読むことで得られる感慨を楽しみにしていただけに惜しまれる。
R.O.Mの方も「いよいよ」といった佳境であるし、アベルとカテリーナの関係や、物語の帰趨がもう永遠にわからないと思うと悲しい。
現在展開中の作品の中では最もおもしろい物語だっただけに、返す返すも残念でならない。
トリニティ・ブラッド アポカリプス・ナウ (角川スニーカー文庫)
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吉田 直
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おすすめ度の平均:
大事な位置にある話遺された言葉
ご冥福をお祈りします
ご冥福を心よりお祈りいたします。
悲しい終わり方・・・
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