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2009年7月 Archive

紅殻町博物誌

  • Posted by: harusui
  • 2009年7月30日 23:23
  • game

紛いもののあなたの愛に為すすべがない......

絵、微妙じゃね?
デモムビを見たときそう思った人は多いのじゃないかと思う。私もその例に漏れない。
それなのにこのパッケージを手に取ったのは雰囲気に惹かれたのと、曲ですな。インパクトのあるものじゃないんだけど、何度も聴いてるとだんだん沁み込んでくるスルメっぽさが。
絵の方はやり進めるうちに気にならなくなる。もともとヘタってわけでもないし、特徴的なテキストの効果もあってむしろ艶が出てくるように感じられる。やり終えた今では結構気に入っている。
つか松実さんがたまらん感じですよ。芯と品、それにかわいげとエロを持った見逃すには惜しいキャラだ。昨今の業界傾向にあっては得がたい価値を見出せる。ただ年齢設定は三十路のようなので、そこはご自分の嗜好と調整しておくれ。

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化物語 ep3

  • Posted by: harusui
  • 2009年7月20日 14:05
  • anime

ん、今回ちょっとおもしろかった。

放映前はキャラデザがいまひとつかと思ってたんだけど、ひたぎはいいなぁ。そしてまよいは何か微妙すぎる感じが...。でっかい荷物はそういう描写だったっけか。絵面のバランスが悪いような。

今回はほぼ全てを一場面での会話シーンに当ててきた。こうなるとはやはりおもしろい。

  • 「例えば、彼女が欲しいとか」
  • 「欲しいと言ったらどうなるんだ?」
  • 「彼女ができるわ」

原作時にも感じたけどこのやり取りはほんと素晴らしい。それまでの馬鹿馬鹿しく益体もない長い回しがこのセリフの前振りだという部分に彼女の心情が描写されているんだろう。
さらに一般的には「私が彼女になる」といった意味の言い回しになるところを、「彼女ができる」といわば客体化することで彼女のキャラクターを表している。デレのないツンデレとされるひたぎの限界までの譲歩と言えよう。むしろ正しくツンデレと言える気もするが。

ところで二人が付き合うことになるのって、別のシーンだったっけ? 化上巻がちと見当たらんので確認できないが...ひたぎの前に委員長も登場してたような。んー記憶もあいまいだしまた読んでおきたくなってきた。

動きのない会話シーンだけで構成された今回はアニメ的に苦心の跡がみえる。遊具制覇ツアーで場を繋いだわけだが、ちょっと苦しかった。
一方、件のセリフを言う場面でカメラがひたぎに迫って行き、アップで鼻がヒクヒクする表現はとてもよかった。彼女の内面描写を言葉でなく視覚で表現できる、アニメの優位性部分をうまく使った演出だった。

正直ep2でかなりがっかり風味だったんだが、ちょっと持ち直した。まだ期待できる!

化物語 ep2

  • Posted by: harusui
  • 2009年7月13日 21:28
  • anime

これはもうだめかもわからんね。

ひどい手抜きだ。
センスとかじゃない。キャラがいる絵と変な穴埋め画像とどっちが多いか真剣に検討する価値がありそう。
お金、足りてないんだろうな......。
というのが真正面からの印象。ただし予算の配分には気を使った跡が見える。
なんかなぁ。先行き暗いよね。

っていうかひたぎクラブ2話で終わっちゃうとかどうなの? しかもおもしろくなかった。
残りが猿、蛇、蝸牛、猫。2話ペースなら余るよなぁ。この質でこよみヴァンプまで行っちゃう気なんだろうか。
泣きそうだ。

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化物語 ep1

  • Posted by: harusui
  • 2009年7月 4日 23:27
  • anime

わかりやすい新房ですね。

まさか空から降ってくるとは。日本的サブカルとしては伝統でありお約束ではあるんだろうが原作では普通の階段じゃなかったっけ? いやこっちでも階段は階段だが、どんな構造やねん。
いやさ気にすべきところじゃないのは分かる。第一話としてのインパクト、繋がりへの興味をかきたてて客を確保する、そういうのは分かる。
とはいえこのシーンって、学校という日常空間に於いて階段で足を滑らせるという自然な(そんなにないけども)シチュエーションと、受け止めたらガハラさんの体重がなかったという超然的現象の差分で特異性をアピールしてるんじゃないのかなー、と思うんだけども。
まぁいいや。

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スマガスペシャル

  • Posted by: harusui
  • 2009年7月 2日 00:47
  • game


「ごらんの有里様だよ!」
絶妙すぎワラタ。

FDなので当然ではあるがスマガに愛のある人向け。つか補足エピ満載で前作と合わせて「スマガ完全版」くらいの勢いなので、スマガ好きであればやるべきもの。
まさかロボミラまでフォローしてくるとは思いつきもしなかったよ。なんだか切なくてアレなんだけども、その心意気には嬉しいものがある。

ハッピーエンドなんていらない。
前作で大きく支持を得たハッピーエンドへの指向性。それを切って捨てた今回のこのコピーは、前作を気に入っている人ほど不安要素として二の足を踏ませるかもしれないが、そういう心配は全く不要であると添えておく。GO! 俺ら。

スマガといえば、ipodに突っ込んで毎日リピートしちゃうくらいの素晴らしすぎるVo曲群も特徴。今回はFDでもあるし数は少ないんだけど、OPの「Perfect loop」はこれまたいいよなぁ。何度でも繰り返して聴ける。実は作中でFullVer.を聴けるんだけど、前回同様作品内容を端的に見事に表現しているね。あとはクライマックスでオーケン再登場。これがとてもマッチしててめっちゃ盛り上がったさ。良い使い方だった。白石くんは...ごめんなさい。

前作ではシナリオや構造に目を奪われがちだったんだけど、今回はそこらのインパクトが薄れたので相対的に中の人のGJっぷりが浮き上がったかな。全キャラそれぞれの味で魅力的だよなぁ。「ん~微妙」って部分がまったくないのはすごいことだ。去年初めて日下部を聴いた時は「いやいやいやww」とかも思ったけど、もうここまで来るとこれが正義だね。つかね、アリデッドもそうだけど芸幅広すぎだよね。尋常じゃないよね。
関係ないけど一色ヒカルと風音の声ははたまに区別がつきません...。

(以下ネタバレに頓着しない信者補正)

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