Home > Archives > 2005年3月 Archive

2005年3月 Archive

地上の星と世情

  • Posted by: harusui
  • 2005年3月24日 00:00
  • music

突如として「地上の星」が聞きたくなる。
中島みゆきとは縁のない私であるがー、いいものはいいのだ。作品は買ったことないけど、ラヂヲは好んで聴いていた時代もあったな。あれはめちゃめちゃおもしろかった。歌ってるときとDJ時とのギャップは驚きだった。
ともあれ、「地上の星」を仕入れて堪能した。ちょっくらググってみたら、PVの一部が公開されていたので見てみたが、とてつもなくカッコイイな。当時50歳とのことだが、見えない;; カッコイイしカワイイしウツクシイ。映像マジック・・・・・とか言ったら失礼ですな。

以降、たまに思い出しては検索してみたりして、「世情」にたどりついた。
このタイトルの代名詞といえば「金八先生」。私くらいか、あるいはもうちょい上の世代の人にとってはあまりにも有名な「あのシーン」。スローで流れる連行されていく加藤の絵と、バックに流れる「世情」がマッチしすぎていて、受けたインパクトは非常に大きかった。私が見たのはおそらく再放送だか再々放送だかだったんだろうが、あのドラマの中で覚えている場面と言えばこれだけです。・・・・・まぁそんなに好んで見てたドラマじゃなかったような気もする。
ちなみにあの曲のタイトルが「世情」いうことを今回初めて知ったわけで、きちんと聴いたこともなかった。当時への郷愁もあったのか、「これは聴かなくては」という思いに囚われてこっちも仕入れ。
初めて通して聴いたわけだが、

ぶっちゃけ鳥肌 (;゜ロ゜)

スッゴイ曲だわ;; なんか背筋がうすら寒くなるような恐怖にも似た衝撃。つか実際に体温が下がっていく感覚があった。「地上の星」半分どうでもよくなってる私がいた。
発表が1978年。78年といえば私はまだ生まれてn・・・とか妙なサバ読んでも意味ないが、中島みゆきを聴くわけがない年齢であった。とはいえその後もずううううっとこの曲の存在を知らずにいたなんて、嗚呼。

発表年代や歌詞、曲の雰囲気から背景にあるのが学生運動、おそらくは大学闘争と呼ばれるものであろうことは察せられるが、さすがにそちらは私には本気でわからない時代。
でも「世情」を聴いた今はそれも非常に興味深い。こんな曲を誕生させさえする大学闘争とは一体何だったのか、そこに何があったのか。もし今そこら辺のドラマとかあったら視聴者一人ゲットでしたな。
大学闘争をテーマにした小説とかなんか探してみようかしら。

とか書いといて全然別の背景だったらどうしませう。

愛していると云ってくれ
中島みゆき
ヤマハミュージックコミュニケーションズ (2001-03-28)
売り上げランキング: 13471
地上の星/ヘッドライト・テールライト
中島みゆき
ヤマハミュージックコミュニケーションズ (2000-07-19)
売り上げランキング: 1063

薔薇のマリア II.壊れそうなきみを胸に抱いて

  • Posted by: harusui
  • 2005年3月14日 00:00
  • book

むうう、残念。
期待していたのとは別方向に展開してしまった。
1巻で広げた風呂敷の大きさと比べて、だいぶ小さくまとめてきた感じ。な~んか長くなりそうだなコレ。打ち切りにならなければ;
全体的な帰趨とは別に、RPGライクな役割分担を生かした戦闘描写の程度によっては期待して買ってもいいかなって印象。

薔薇のマリア(2) 壊れそうなきみを胸に抱いて (角川スニーカー文庫)
十文字 青
角川書店
売り上げランキング: 157765

ほしのこえ The voices of a distant star

  • Posted by: harusui
  • 2005年3月14日 00:00
  • comic

コミック版。
正直厳しい。原作であるアニメ版のインパクトが大きすぎたためか、何かが足りないもう一歩な印象。原作を見ずにコミックを先に読んでも、これは変わらない気がする。

Continue reading

復活の地

  • Posted by: harusui
  • 2005年3月13日 00:00
  • book

「第六大陸」と同じ人。
「第六大陸」が予想以上に良かったので勢いで連買いした作品。
期待通り。特に1巻は秀逸。
地震ネタなので、記憶がよみがえってしまう被災者の方は注意かな。
災害による混乱と、崩壊した対応すべき組織(政府や自治体)を強引にまとめてあげて行こうとする主人公の描写は一読の価値ありと思われ。
「第六大陸」とは逆に、一見派手ながら実は地味に進捗していく。対比を考えながら読むとちょっと楽しい。
2巻以降、微妙に尻すぼみ風味なのでアレでナニなんだが、1巻読んじゃったら2巻気になってしょうがないので覚悟して買ってください;

復活の地 1 (ハヤカワ文庫 JA)
小川 一水
早川書房
売り上げランキング: 23523
おすすめ度の平均: 4.5
3 無理に関東大震災をモデルにしなくても
5 すがすがしい災害小説
5 日本人にしか書けないSF
5 最近傑作が多い小川一水さん
5 面白い本に出逢えた

第六大陸

  • Posted by: harusui
  • 2005年3月13日 00:00
  • book

タイトルはよさげなんだが、うらのあらすじ見るとすっげー微妙。そんな訳でずっと買うか放置か悩んでた作品。
思い切って買ったらとても力作良作おもしろかった。実際に購入して読んだのはかなり前なので、感慨の大部分は揮発してしまったんだが、「いまさら」でもオススメできる内容。
一見地味ながら内実派手に展開していく物語は読み応え十分。是非。

第六大陸〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)
小川 一水
早川書房
売り上げランキング: 83178
おすすめ度の平均: 4.5
4 第六大陸とは月のこと
4 実現可能かも?
5 「たった一つの冴えない見方」
5 竣工開始
4 こんな日本に住みたい

放課後ログイン

  • Posted by: harusui
  • 2005年3月13日 00:00
  • book

あっはっはっはっはっは、**ヒドイ**なこれ。
絵もヒドイけど本体はもっとヒドイ。
1巻好評につき続刊刊行という広告?に乗っかって1巻とやらを買ってみたわけだが、見事に騙されたわ。広告の力って偉大だなぁ。
タイトル、イラスト、概要、こんなあからさまな地雷には普通ひっかからない訳だが・・・・無念。

放課後ログイン (MF文庫J)
神代 創
メディアファクトリー
売り上げランキング: 518094

Index of all entries

Home > Archives > 2005年3月 Archive

Search
Feeds

Return to page top