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BALDR SKY Dive2 -RECORDARE-

  • Posted by: harusui
  • 2010年1月 1日 02:17
  • game

「だったら、エロゲをずっと続ける方法があるよ」

CLANNAD級の時間がかかってしまった。サバイバルと極秘ファイル抜きで...。
月間消費本数が1を割り込んで久しい昨今。

クリックせどクリックせど
我がエロゲエンディング見えざり
ぢっとタワーを見る

年末休みにまで食い込んでやっとこ全ルート消化。全21周、疲れた...。
まづは気に入らない点から。

なんで絵を変えた。

これに尽きる。
果てしなく残念だ。描いた人には悪いがあのふやけた大福みたいなデザインは非常に台無しである。立ち絵が元のままで、これがシャープでいい感じなだけに今回のイベント絵との違和感が大きくしかも作品世界の雰囲気ともマッチしてないと思うんだ。
節目節目のイベント絵で脳チップのどこからかテンションが漏れていき、ナノ注射(謎)での補強が必要なほど。
絵師のこの変更にどんな都合があったのか知らんけども、少なくとも私の目からはこれは大失敗に見える。

それ以外にはこれといって大きく不満な点は思いつかないかな。

戦闘周りは著変なし。バランス調整されたようだが体感しなかった。
当初難易度HARDがDive1に比べて大分しんどくなってるかなと思ったりもしたが、ルート補正と未成長武器を無理やり詰め込んだ装備のせいだった。後半は装甲アップ回復アップも併せて、HARDでもそんなに難渋する場面はないと思う。ノインツェーンは結構苦労したが。VERY HARDは未経験。
そして変わらずに楽しい。自分なりに考えたコンボでガッションガッション壊していったり、ボス級をゴリゴリ削るのはなかなか爽快。せいぜい1000ダメ程度だったけどね。
うん、よく出来たゲームだった。

( ↓ 一部バレてるかも)

小ネタもやたら水準高かった。
各キャラのぷにがおもしろくて自然と全部見たくなる。どんだけぷにってるんだ自分、と孤独ツッコミせずにはいられない。音声を付けたのも良かったな。
相関図におけるちびきゃらの主観コメントも意外と興味深い。
最後のFCに「ギガマイン」という自虐ネタを持ってきたのも笑えた。しかも自分にダメージ返りすぎだろあれ。踏むなよ、絶対踏むなよ。 もちろん自分で踏んでも発動。
「アトミックボム」の「もうどうにでもな~れ」風味もよかったしな。
そして私個人としては学園時代のレインとの戦闘に花丸をあげたい。あれはおもしろかった。プレイヤーのレイン好感度上がりまくりだろ。あのレインがシュミクラムをうまく操作できずにコテン、ステンと転げる様は微笑ましすぎて何度も戦ってしまったわ。しかも意外と手強いところに将来性が見える。担当者はいい仕事をした。

Dive1では、ルート持ちとはいえ導入担当のレインが見せた追随を許さない存在感に霞んでしまった如月寮の面子も、Dive2では終盤に向かうにつれこなれてきたように感じた。
きっと彼らは如月寮という集団の中での立ち位置で生きてくるような重み付けだったんだろうと、終わってみれば思う。
千夏もそうだが特に菜ノ葉の株が真編あたりからだだ上がりでした。
特異な状況と人物群の中で、日常スキルに特化した彼女にある意味での求心力を持たせたシーンを差し込んだのは作品的にもキャラ本人的にもよい判断だったろう。
作品的には、「あの後」に生じた表面的な対立や齟齬を超えて、彼らが集団としての連続性を維持していたことをプレイヤーに顕わにしたこと。
キャラ的には、戦闘を主眼にした進行に積極的に関われるスキルを持たない彼女に意義を持たせたこと。さすがに幼馴染属性だけではあの殺伐世界では厳しいものがあったし。

シナリオでの個々の進捗は私の想像を大きく外れはしないものの、true endは予想より壮大で遠大で少し微妙だった。
空編の通常endはプレイヤーの与り知らぬ世界で、確かに絵面としては申し分ないがそのまま終わられても煮え切らない部分があるので、trueというかもう一つ、6としての結実が必要なのはわかる。
それがある種のアダムとイブの焼き直しみたいな方向性になるのはちょっと理解しづらい。確かに壮大だけども。
自我融合の壁を破ったのならそもそも肉体に還る必要性があるように思えない。ヴィークルが遺伝子の軛から逃れたのはフィクションとはいえむしろ驚天動地の大進化だろう。まぁ絶滅とも言えるかもしらんが。
という疑問が生じたので確認で再読してみたが、あれか、リンク途絶した甲の自我をサルベージするのにオリジナルとしての存在が必要だったということか。
ふーむ、だとしても他者についても同様だろうと言及してるわけだし、全体的にはそうなる方向性なんだろう。その部分では疑問は残る。やっぱあれか。再生産を実現できなかったからか。遺伝子無双だな...。

演出部分ではvs空(あるいはvsノインツェーン)での戦闘が大変素晴らしく是非挙げておきたい。
もちろんDive1、2のテーマがバックに流れて盛り上がるということが一つ。
他に無機質性を表した演技と音声エフェクトによるセリフが戦闘中常時再生されるんだが、これがもう...。
ノインツェーンの意識として主人公を排斥するセリフと、空の意識として主人公への思いや助けを求めるセリフが、無感情で平坦な全く同じトーンで併用されるわけだが、その空部分のセリフが無機質で無感情であればあるほど基になった感情の激しさというものを私に伝えてきてテンション上がりまくりだった。
この逆位的表現は実に素晴らしい演出だったと私は思っております。
あと空編でのフェンリル部隊の朽ちた機体。この絵はよかった。唯一うるっときた場面。

一部説明ナシに前提的に用いられて不可解な設定や、説明不足なのか辻褄があってないように受け取れる部分もあったけど、全体的には高い水準でまとめられた良い作品だったと思う。
本当はプレイ中に思うところがもっといろいろあったはずで書きたかったはずなんだが、いかんせんプレイ時間が長すぎてナノユニバース。

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