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真剣で私に恋しなさい!

  • Posted by: harusui
  • 2009年9月10日 01:36
  • game

まじこい終わっちゃったなぁ。なんか寂しいなぁ。
リーマンプレイで10日ほど(週末x2)。ボリューム的にはちょうど良い感じだろうか。

ぶっちゃけシナリオそのものはそれほど注目すべき点はなかったと思うんだ。その意味では発売前の市場の妙に高まったテンションに釣られて変な期待しちゃった人はご愁傷様だ。

しっかしキャラは良かった。結構な数出してたにも拘らずうまく作り分けた。そして使い分けた。テンプレツンデレをまさか男に割り当てるという荒業もある意味衝撃だった。してやられた気持ちです。
その野郎sもこのジャンルにしてはやたら一杯出してきた。それもありがちな空気でお飾りな風でなく、それぞれに個性と役割を持たせているのが肝だ。結局この数と存在感で男女比のバランスがうまく取れて、作品世界に安定感をもたらしたんじゃないかって思う。
つよきすの時も感じたけど、男の使い方がうまい。
女キャラは言わずもがな。エロゲなのでそうでないと始まらない。であるが、それでもやっぱりいい陣容だったと言を費やして私の評価としておこう。

さらにこれらの多彩なキャラを噛み合わせて機能させるセンスは見事で、おかげでとても生き生きとした雰囲気を感じ取れた。この辺のバランス感覚はさすがと言ったところか。
まぁその分、コンプ後にこの寂しげな気持ちを持て余して何ともなのでどうにかしてください。
ただまゆっちはもちっと使いでのあるキャラだったんじゃないかなーと思うところもあり。ジョーカー的な立ち位置なので使いすぎると進行が難しいとはいえ惜しい感じがする。

中の人に関しては言及すると限がないので、作品のイチオシポイントにも拘らずここは大胆にスルー。
したいところだが、京の中の人に開眼してしまったので触れずにはいられない。
正直この人の個性的な周波数は私としては微妙に苦手な分類で、エースの時に「あれ、ハマり役かも」とは思って見直したものの、今回のはそんな次元では収まらず、もはや神の配役と言えるんじゃなかろうか。なかろうか!
いやぁ素晴らしかったですねえ。キャラにもテキストにもびっちり隙間なくハマっていて揺るぎなかった。私は登場一言目で落ちた。そして好き。聴いた瞬間に可能な限り引っ張って後に取っておこうと決めたものです。この一作品だけというのはもったいないので、まじこい二学...いやFDとか期待が高まる。

あとは、あーそうそう。羽黒な。あれな。もうやめてください。中盤から既にまったく違和感なくなってるのに気付いた時、何か空恐ろしいものを感じました。

(↓以下ちょっとバレちゃうので注意系)

詰め込まれたネタは非常に多く、かつさりげなく出てくるのもあって網羅するのはしんどかろうと思う。中の人関連はもちろん、タカヒロ作品は言わずもがな直接言及の戯画とかるーす作品とか。つか下北沢君うぜぇw いいからシナリオ書いといてくれよう。
無論私にはわからんくて気付いてないものも多いんだろう。そもそもきみあるをやってないので揚羽からして既に分からないんだけどな。 ...やっとけばよかったなぁ。

シナリオ自体にはさほどインパクトがないのはその通り。
それでも何か挙げろと言われたら私としてはワン子編だろうか。
彼女の持つ背景は決して順風なものではなけいども、それを前面に出して悲劇性を強調するのではなく、その先で勝ち得たものを彼女のシンボルとして描いたことはルートの空気を溌剌とさせた。それが一つ。
もう一つは人物への踏み込み度。
努力という日常が実を結ばず挫折に突き当たる、言ってしまえばありふれたシナリオ。ただこの挫折を二段構えにしたことと、その過程でプレイヤーに他愛ないひっかけを用意した部分で印象に残った。
最初の挫折、それに納得しないワン子が今まで以上の苛烈な努力を積んで再挑戦する描写。なんだかジャンプっぽいノリで、私はこのまま「やってやったぜ」エンドになるのかと思っていたら挑戦権すら得られないという歯牙にも掛けない結末。
共通のコメディタッチと個別に入ってからのジャンプノリ、どちらとも趣が違うシビアさだ。これがその後の号泣シーンを際立たせた。
さらにその先。もちろん挫折しっぱなしで終われないので主人公がなんちゃらして心理的に立ち直る工程を踏むわけだが、ただそれだけでなく、「努力が結果を導かなった」という納得し難い不等式に対し定規を変えることでワン子の納得を促すというステップを噛ませたあたりに懐の深さを見た気がする。

イベントでは百代編の川神大戦が目玉じゃないかと思う。いろいろネタはあったと思うが、なんと言っても四天王頂上決戦。いやまぁ戦闘は姉さんの圧倒だったから置いといて。
そこまで正体が伏せられてきた最後の四人目も漸く揃い踏みで、それが誰かと思えばまさかの乙女さんキターー! 大人の都合で絵がないー!
ここはテンション上がったねぇ。乙女さんいいよねぇ。全編通して一番盛り上がったのがここだっつーのもどうなのよだけどねぇ。

他にはtrueの終盤で源が基地への誘いを受けた時の「デレたな。」の一言がツボだった。
冒頭から引っ張りに引っ張ったこのネタを最後の最後に一言で落とす。この遠大な仕込みにはタカヒロのツンデレに対する謎の美学をすら感じる。素晴らしい切れ味だよ。

武士っぽさはあんまり感じることはなくその点ではちょっと残念だったが、最終的には結構満足してる私がいます。
みなとそふとが元手を回収出来たかはわからないけども、個人的には十分元を取ったと言えましょう。

真剣で私に恋しなさい!

真剣で私に恋しなさい!  初回版
みなとそふと (2009-08-28)

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