- 2008年9月26日 23:01
- game
いつも古めのソフトばっかりやってるので、たまには何か新作をやってみようと思い立つ。ニコ動でチェックしてたところ、Nitroの新作が出るとのこと。そういえばNitro作品はまだやったことがなかった。今回はいつもNitroに抱いてる鬱々なイメージがなく明るい感じだったので、スマガに決定。折りよく発売日でもあったのでソッコーで確保してきました。
まぁねんどとかはいらないので普通に初回版をパッケ持参で会計なんだけど、なぜか予約特典までついてきた。そういうもんなんでしょうか。なんにせよいらん。むしろDiscとシリアルだけよこせ。箱もいらん。
肝心の内容。とりあえず1周目、赤い子。（感想というよりプレイしたままの思いつき羅列Ver）
記憶喪失状態で空中を落下中からスタート。灰羽ですか、と。バルス！バルス！
序盤はよし。
何も情報提示がないとこから、「人生やりなおしADV」ということでオルタっぽく切り抜けていくのは展開に期待が持てた。こういうの結構好きだ。
以降中盤は普通のギャルゲー。中だるみ度が異常。しかもなげぇ orz
色々とネタを挟んでがんばってるのはわかるんですが、こういうのは人を選びそう。
ここら辺はキャラとか世界観の掘り下げに使う時間帯なのが一般的かと思うが、まったく足りてない。
Nitroは出来る子、という私の中の根拠もないイメージにヒビが...あー初Nitroなのに私やっちゃった？選択間違えた？という不安。
そのままクライマックスへ...。ここでやっと序盤以来の「やり直し」が再来して持ち直す。
オープニングの「バルス」が伏線になってるとは思いもしなかったので大幅加点。しかもアングルがいい、表情がいい。ダウントーンが長かったので、そことの差分が気持ちいい。
赤い子ががんばって爽やかendかと思いきや、こういう締め方をするのか...と。ありっちゃありだけどなぁ、地雷認定は免れないよなぁ、とクリッククリック。
あれ？ まだ続くの？
......さっきの中締めでした！！ だまされた！
ここからの主人公の方針決定はちょっと唐突すぎて意味不明。そこへ至る道程が共有出来てなくて混乱しがち。
とはいえこっからラストまでの流れや演出は大分良い。ナントカっつー通信機っぽいのから一方的に聴かされる半分の会話。スピカのセリフだけから会話内容を推測させる手法やその内容、苦しいシーンなのにただ黙って聴いてるしかないシチュエーションという演出、意外と引き込まれるものがあった。
いよいよ訪れるラストバトルをどう作ってくるのかという期待が膨らむが、予想外の描写なしで数日後へ飛んだのはちょっとこけた。ま、終わってみればこれはこれで。
そしてラストシーン。
そうきたか！ 素晴らしくキレイにまとめた！！ このシーンには個人的に超評価したい。
この作品、1週目だけじゃたぶん評価でないな。C†Cっぽい匂いがしないでもない。まだネタ残ってるし。ちょっとワクワクしてきた。
そんじゃ青い子を癒してきますね。
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