2006年7月 Archive

学祭ライヴ直前にメンバーが怪我やらなんやらで抜けてしまって代理を～云々。
あれ？ なんかつい最近どっかで見たような…。

「スウィングガールズ」や「ウォーターボーイズ」と同じもんだろうと思って放置していた。確かに内容自体は似通ったものだけど、描き方は違っている。
全編テンション低めで、間が長い。それを退屈と捉えるか現実的と捉えるかは見る者が何を受け取りたいかによって変わるものだろう。
「SG」「WB」の持つ謎のテンションは一種ファンタジーに近く、学生時代を過去にした大人にとって憧れのような思いを抱かせるものの、多くにとって記憶にあるそれとは確実に一致しない。
逆に、この作品の持つもどかしさ、劇的に変化するものなど何もない時間の流れは胸に落ちるノスタルジーを含んでいる気がする。

そんな位置に置かれた主役達とは少し異なっているのが留学生のソン。留学生として、学祭の中で文化交流のような展示を誰も訪れない部屋で行っていた彼女は、バンドメンバーのいい加減さ、テキトーさによって「高校生活」に巻き込まれていく。
それを直截な言葉でなく流れの中で描いて見せたのは好ましかった。

この作品の重要なアイテムといえば「THE BLUE HEARTS」。
「 女子高生がブルーハーツ。ボーカルは韓国からの留学生！？ 」
と、紹介文でも煽っているが、ブルハをやること自体には大して意味がなかった…orz
でもラジカセから飛び出す「リンダリンダ」にシャウトする彼女達の姿は、確かに十数年前の私達と同じ絵だ。長い時間を経ても繰り返されるシチュエーションには思わずニヤリとする。

最後に訪れるライヴシーンから湧き上がるカタルシスに、最初からずっとワクワクしてたんだけど、残念ながら物足りなかった。時間が短いせいなのかなんなのか…。ノリノリの観客もむなしい。作風に合致してるといえばそうなのもしれないけど。
うう、やっぱもうちょっと時間取って欲しかったなぁ。

ライヴでの「リンダリンダ」→「終わらない歌」、演奏の最後で画面はブラックアウトして物語の終わりを告げられる。「え？ 終わり！？」
これは正直な感想。

そしてエンドロールと共にもう一度流れ出す本家本元の「終わらない歌」。
ぶっちゃけると、何故か涙がぼろぼろ出て止まらなかった…。

さて、萌の歌唱力には見た人みんな驚愕だと思うけど本職の歌うたいなんだね。てか、萌ボーカルでよかったじゃん； メンバーだし。それが不思議でしょうがねっす…。
あと、告白イベントすっぽかすのはどうよ！ 呼び出されてすっぽかされた彼の表情ったら…カナシス。私も高校の時呼び出されたけど…何が起こるかはもうわかっちゃうわけだし、そりゃあんた色んなこと考えちゃうわけよ。ドキドキだよ。それを熟睡で蹴っ飛ばすって…ああ、泣けてくる。

ところで、とぼけた教師役に甲本雅裕を持ってきたのは実に気が利いてるね…。

リンダリンダリンダ

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おすすめ度の平均:

かつてこれだけリアルな青春映画があったであろうか？
☆４つ
パワー満点の快作！
ありがちな青春映画かと思ったら、あんまり見かけないような良質映画でした。
ペ・ドゥナ！

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4gamerとか見てると、某K産MMOが意味不明なほど大量に流入していて、連日オープンだのβテストだのが繰り広げられているのがわかる。
私の印象としては、古い作品から新しい作品まで、あっちのMMOは内容からインターフェースまでぶっちゃけどれも同じでおもしろみ、あるいはゲーム性のないものばかり。
とはいえ、まるで人海戦術のごとき勢いで投入されている以上それなりに需要があるのだろう。ていうかあれらに需要があるっていうのもなんだか信じ難い思いではあるが。プレイしてどうこう以前に公式サイト見るだけで「ああ、はいはい」ってなもんで。公式だけでおなか一杯。

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先日何故か田上よしえをずうううっと見てたんだけど、おもしろいな！
一人でしゃべるしゃべる止まんない。
ネタが古いのも結構な比率でつまんないこと言うのもおもしろい。今時「まいっちんぐ」ってあんた； それをネタっていうより普通にサラッと言うのが…。いいけどね。味になってるし。いや「まいっちんぐ」に特に思い入れはないけども。決してないけども。
爆笑が止まらない！ って言うよりか、その勢いと小気味よさが謎に気持ちよくて見終わってちょっぴりストレス解消されてる自分に不思議な感触ですよ。

とりあえず、エンタに雨後の筍のごとく投入される金太郎飴軍団よかはずっといい。つかなんであそこのスタッフはあんなプレスで押したような某K国産MMOのような……まぁいいや。

久々に太いもん読んだ～ という気分になれる。
ガッツリ行きたい人向け。
架空戦記ではなく、ファンタジー系リアル指向戦記なのでそこだけ注意。

既刊をこんだけ連日買いあさったのも久しぶりだ。一日一冊ペース。八巻まではそのペースで、九巻だけしばらく間が空いた。
そんな中、予定より早く目覚めてぼーっとしてる時に、「間が空いて熱も大分冷めたし今ならちょっと読んでも時間で止められるかな」なんて手に取ったらあなた「今日行くの止めるか…」って気持ちに支配されがちなのも注意。

ただ、ファティマのような個人副官の存在は必要なんだろうか？ なんか都合良すぎてあんま好きになれない。

他に気になる点と言えば…一巻が一番おもしろいってことかな。二巻も一巻の後始末としてセットみたいなものだし言うことはないんだが、三巻以降はちょいパワーダウンかなって気がしちゃう。

他。
これはこの作品に限って言うわけじゃないのだけど、独特の度量衡ってわかりにくい（本作は独特ってわけでもないかもだが）。頑張ってる作品に多いのがまた痛し痒しで。1メルター＝1メートル とか「単位名だけ変えました」ってのはいいさ。これが「4.7メルター＝1メートルです」とかオリジナルに作ってしまう作品ね。雰囲気とか世界観とかに重要なのはわかるけどさ、読者としては正直咄嗟にイメージ出来ないから、きちんと計算された数字で書かれていても軒並みスルーしちゃうんだよね。「そろばん無級ですいません」な私だけの問題なら我慢するけどどうなんだろう…。

皇国の守護者〈1〉反逆の戦場 (C・NOVELSファンタジア)

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佐藤 大輔
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おすすめ度の平均:

19世紀初頭程度の技術を背景にした架空戦記
歴史の講義がちょっとうるさいけど、面白い。
マンガに魅かれて買ったクチだけど…
ありそうで無かった、仮想ファンタジー世界近代戦の傑作
完全な架空世界における戦争小説

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難易度「貴族」でプレイ。

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・意味深（に見えればいい）で一風変わったタイトル
・興味を引く装丁、特にイラスト。文庫本はサイズが小さいので、カバーに写真を使うと意外と安っぽく見える
・まったく記憶に残らない内容

三番目鳥獣用^h^h^h超重要。

というわけで面白そうな本買ってワクテカしながら帰宅。おつまみまで用意して…。

・
・・・
・・・・・

「これ前買って読んだじゃん！」

「って前回買った時も思ったじゃん！！」

ハイ。
同じ本3冊めゲッツ。
スゴイよね。一人の読者に3冊も買わせるって中々出来ることじゃないよね。よね。

波及が止まらないっ！
って具合でしょうか。

国外にもハルヒ楽曲　まとめサイトがががっ！
音源がすごいことになっております。同じ曲か？ てくらいアレンジが； そこに本人のVocal引っ張って乗せちゃうという…。
「Lost my music」のピアノはちょっとオススメ。これピアノ？ って素人としては思っちゃうくらい硬い音ですが、打ち込みのピアノってこういうもん？

あーでもなんかうらやましいなこういうの。
私もむかーしむかーしDTMの入口付近をうろうろしてたことがありまして。音楽知識なんて欠片もナシで楽譜をそのまま入力してただけですがねー。原曲のギターエフェクトをどうやって入力したらいいか散々悩んだ甘酸っぱい記憶が。
でも出来ると嬉しいんだよね♪
続けてれば良かったなぁー。なんて思う挫折経験がいっぱいｗ すみません、昔からダメな子で……。

追記
ピアノ打ち込みじゃなかった orz
音だけ再生してたんでaviなのに気づかなかった…videoって書いてあるのにね；

「手を出してはイケナイ」...と専ら評判のCiV4、買っちゃった。テヘ。

なんで手を出しちゃいけないかっていうと、1ゲームがやたら長時間かかる上に常習性が強く「廃人養成ゲーム」であるからだ。
うん。まったくその通りだねっ♪

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買ってきた。
棚にはなくて、「お求めの際はレジまでお知らせください」ってなってたのは何の罠！？
少女漫画だろうがアニメDVDだろうが躊躇なく購入できるとはいえ、「涼宮ハルヒの詰合ください」などと口に出して言うのはちょっとキツイもんがあるぞ。なんというか言われた方もキツイもんがあるだろうよ。
言ったけどな。

ギターかっこいいし、全部通して聴けるのは良いな。概ね満足なんだが、放映と比べてヴォーカルがまろやかになってませんか？ 「Lost my music」は曲的にそれでも良かったんだけど、「God knows」は迫力不足だった。
なんにしろアニソンって知らなければ普通にガールズポップだ。

「God knows」は全体として何かをかきたてるような調子で、聴いていて力入るね。
「Lost my music」は疾走感が気持ちいい。終わりまで聴かずにいられない。

そして「恋のミクル伝説」は別の意味で伝説だな。これやっぱスゴイや。1話見たときも実はしばらく頭の中でずっと鳴ってたさ。一発で気に入ったさ。
意図的なあの歌い方は中々できないよなー。続けてるとつい普通に歌っちゃいそうだよね。

ともあれ出世の遅い私がTOBで株を買い占めたいと思います。

TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」 涼宮ハルヒの詰合 ～TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」劇中歌集シングル～

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涼宮ハルヒ(平野綾)/朝比奈みくる(後藤邑子) 涼宮ハルヒ(平野綾) 朝比奈みくる(後藤邑子)
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噂のライブシーンを見た。

う、動くねぇ～。
演奏が合ってるのかどうかはさっぱりわかんないけど、これでもか！ ってくらい指動いてたね。
髪の張り付きとか、観客のノリがちゃんと曲とマッチしてたとか、歌いながらチョット首をかしげる仕草やウインクとかも。
これはハルヒに興味なくてもアニメスキーとしては一見の価値がありそうだ。
意外なことに、曲がまたえらい良かった。キャッチーで普通に売れそうな曲だ。ていうか、個人的には今チャートインしてる楽曲よかいいと思うわ。 2曲やって2曲とも。これはオリジナルなんだろうか。
2曲目とか途中で切っちゃってるけど、めっさ全部聴きたい。

………

オリジナルっぽいね；
しかもなんか　まとめサイトとか出来てるし。
う…普通にいいぞ； ギターとかカッコヨス。
サントラ出たら余裕で買うね！
とにかく一回こっきりの挿入歌で終わらせるにはもったいない。
ていうかシングルで出して欲しい。まーじーでー。

追記：↓
調べたら普通に出てた～(;゜д゜)
ヤバス。ソッコー買いに行こう。

追記2：↓
っていうかオリコン5位だ lol

涼宮ハルヒの憂鬱 6 通常版

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