- 2006年4月13日 00:00
- book
これ、どっかで漫画化とかされてるよねぇ。
この本自体は読んだことがないはずなんだけど、ストーリーには覚えがある。似たような作品をいつか読んだのだろうかとも思っていたが、「この娘にソバカスがなければいいのに」 これはハッキリ覚えてるし。
それはまぁいいとして。
寝る前にちょっと途中まで読んでおこうか…とか思ったら止まらず。時間があるときに読みましょう。
結構おもしろい。ついでにちょっとコワイ。
ドナーの正体とか読者にはわりとすぐわかってしまうと思うけど、推理小説でもないので無問題。
主人公が徐々に変わっていく様子は、「もし自分だったら」と置き換えながら読み進めると恐ろしい。鏡に映った姿を自分であると認識するまでに時間がかかるってのもおもしろい。ただ、私たちは鏡を覗き込んで、映っている姿が自分であると経験と知識から「知っている」わけで、「知っていることと」と「映っているのが誰かわからない」という現実とのギャップには、相当の困惑があるんじゃないかと思うのだけど、どうなんだろう。
ところで、タイトルの「変身」だけどチョット違わないか?
変身って、姿形が変わっていくイメージがあるのだが。むしろ「変容」とかのがしっくりこないだろうか。
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